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2011年05月10日

【知識】NECとフィリップスがデジタル病理画像診断支援システム分野で協業

NECとロイヤル フィリップス エレクトロニクス(Royal Philips Electronics 以下:フィリップス)は、デジタル病理画像診断支援システムの開発と販売に関して協業を行うことで合意し、契約を締結した。両社の協業は、NECの病理画像診断システム”e−Pathologist(イーパソロジスト)”と フィリップスのデジタルスキャナ病理画像管理システムとの組み合わせにより、これまで病理医が行なっている病理組織スライドの目視試験による定性的情報に、高度なデジタル技術による定量分析を加えることをできる。

これまで、病変組織が、がんの疑い、またはがんに変異する疑いがある場合、組織のスライド標本を作成し、顕微鏡による診断を受けるために病理医に送られている。がんの増加と、それに伴う最適な治療法選択に必要な病変の細部分析のニーズは増加しており、今回の協業は、デジタル病理画像診断支援システムによる病理診断ワークフローの迅速化、システムによる追加チェックによる診断品質の向上、病理診断の均一化や、最適治療方法選択の精度向上に貢献する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識