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2011年05月09日

【物流】国交省 トラック輸送情報 平成23(2011)年1月

平成23(2011)年4月27日、国土交通省(国交省)がトラック輸送情報(平成23年1月)を公表した。

これによると、特別積合せ貨物(調査対象26社)の輸送量は4,845,507トン(前月比73.6%、前年同月比99.8%)となり、前月と比べ約174万トン、前年同月と比べ約1.2万トンそれぞれ減少した。

品目別及び地域輸送状況(調査対象27社)を見ると、前月と比べた場合、全ての品目において工場・生産地からの貨物減が共通して見られた他、ほぼ全ての品目において倉庫から出る貨物減と季節的需要減が見られた。中でも「日用品」は、商社・問屋からの貨物減及び景気の影響も受け、全国的に減少した。前年同月と比べた場合、工場・生産地からの貨物減等により、「農水産品」が中国地方で、「日用品」は関東、近畿、中国、九州でそれぞれ輸送量が減少した。

また、宅配便(調査対象17社)の取り扱い個数は234,495千個(同60.5%、同104.7%)となり、前月と比べ約15,337万個減少、前年同月と比べ約1,050万個増加した。
一方、一般貨物(本月の回答事業者785社/調査対象事業者数1,087社)の輸送量は、前月比88.4%、前年同月比103.2%となった。

品目別及び地方運輸局別で見ると、季節的需要により北海道の「廃棄物」の輸送量が大幅に増加したことで、前月比で唯一、北海道が1ケタ台の減少にとどまった。前年同月と比べた場合、東北、中部、沖縄で実績を割り込んだものの、その他の地域では前年実績を上回った。

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投稿者:gotsuat 09:45| 行政関連