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2011年04月26日

【流通】住友林業緑化 折板屋根緑化システム「苔かんむり」を開発販売

住友林業のグループ会社・住友林業緑化は、折板屋根緑化システム「苔かんむり」を販売する。

「苔かんむり」は、折板葺建物の屋根緑化を目的に開発された。不織布を植栽基盤として日差しや乾燥に強い「スナ苔」を生育するため、培土が飛散したり、苔が枯死したりすることがない。建築基準法が定める耐火基準をクリアし、高い耐風圧性能を保有すると同時に、工場立地法における「緑地」にも適合するなど、安全・安心で高機能な屋根緑化システムで、太陽熱をさえぎる働きがあることから省エネルギーの効果を発揮し、環境に優しく低炭素社会の実現に貢献する。

「苔かんむり」の主な特長は以下のとおり

1)省エネルギー性:冷房使用期の120日間で約6.2tのCO2削減と約63万円の光熱費を削減(※)
2)ヒートアイランド緩和:「スナ苔」からの蒸散作用によりヒートアイランドを緩和
3)耐火性:建築基準法第63条「屋根葺き材の飛び火性能試験」の性能をクリア
4)省メンテナンス性:「スナ苔」は長期間の無降雨にも耐えるため灌水装置が不要
5)不織布の採用:植栽基盤を不織布とするため培土が不要で強風時にも土が飛散しない
6)軽量・高施工性:パネルの厚みは約18mmと薄く、システム全重量は湿潤時で最大20kg/m2
7)緑地認定可能:自治体によっては助成の対象となり、工場立地法にも対応(地域により対象外)

※ 算出条件:緑化面積(1,000m2)、冷房期日照時間(600時間)、冷房効率(0.84)、都市ガスのCO2換算係数(2.28kg.CO2/Nm2)

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通