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2011年04月05日

【物流】JR貨物 東北・関東地区でトラック代行輸送実施

JR貨物は、東日本大震災以降、貨物の引き受けを停止していた東北・関東地区のコンテナ駅とORS(オフレールステーション)の一部で営業を3月25日から再開しており、鉄道が復旧していない区間の一部では、トラックでコンテナを最寄の貨物列車が運行している駅まで輸送する「トラック代行」輸送を実施している。

 

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JR貨物は、東北線・常盤線の被災で運休となっている本州〜北海道間のコンテナ列車の輸送力を確保する為、日本海側を経由する定期列車や迂回臨時列車の運転を行う他、震災による不通区間を鉄道に代わり、フェリーまたは船舶による代行輸送ルート設定を行い、貨物駅と港間はトラックでコンテナ輸送を行うとしている。

同社ではこれまでにも自然災害等の影響により、貨物列車の運行が不可能となった場合など、利用運送事業者と連携し、コンテナを最寄りの貨物駅で取り卸すなどして代替輸送を実施している。また、長期間、線路が不通になる場合には、不通区間を迂回する列車を運転することにより貨物の輸送ルートを確保するなど、危機管理体制の構築により迅速な対応を図っている。


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投稿者:gotsuat 10:16| 物流事業者