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2011年04月05日

【知識】日立製作所、三菱電機、三菱重工業 水力発電システム事業の統合で基本合意

水力発電システム事業の統合に向けて検討を進めていた日立製作所、三菱電機、三菱重工業の3社は、2011年5月に日立の子会社として準備会社を設立したうえで、3社の水力発電システム事業をそれぞれ簡易吸収分割により準備会社に承継させることについて基本合意した。

水力発電は、低炭素社会構築に貢献するクリーンな再生可能エネルギーとして、今後も着実な需要が見込まれている。国内では、大型新設プラントの計画は減少しているが、既存発電設備の更新・予防保全や出力アップに対する需要は底堅く推移する見通しになっている。海外では、豊富な水資源を活かした大規模な電源開発が進む中国、中南米、インドなどで引き続き旺盛な需要が見込まれる一方、欧州メーカーとの競合に加え、中国メーカーの海外進出が進んでおり、厳しい事業環境が継続している。このような状況下、3社は、会社分割により、3社の水力発電システム事業を統合することが、事業の強化・拡大を進めていくうえで、最も効果的との共通認識に至った。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:16| 知識