2011年04月01日
【環境】日本政策投資銀行 神奈川中央交通に融資を実施
日本政策投資銀行（DBJ）は、神奈川中央交通に「DBJ環境格付」に基づく融資を実施した。バス事業者としては全国初となる。
「DBJ環境格付」融資は、同行が独自開発した格付システムにより、企業の環境経営度を評点化、優れた企業にはその得点に応じて3段階の適用金利を設定するという融資メニューである。
神奈川中央交通に対しては、利便性の向上を通じて、利用者に環境配慮行動を促す取り組みであったとして、以下の3点が高く評価された。
① 渋滞対策として公共車両優先システムの構築への協力や、交通バリアフリー法に対応したノンステップ連節バス「ツインライナー」を日本で初めて導入するなど、社会全体の交通システムの効率化に貢献している点
② 環境定期券、カーボンオフセット付きバス通勤定期券「グリーンエコバス」を業界に先駆けて導入している点
③ サイクル＆バスライドエリアを拡大し、自転車収容台数を増加させている点
今回の融資による資金使途は、低公害型のバス車両導入となっている。
※サイクル＆バスライド
出発地からバス停までは自転車を利用し、自転車を駐輪して、バスに乗り換え目的地まで向かう移動手段。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者：gotsuat 09:50| その他の取組内容 【取り組み内容別】
