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2011年03月14日

【物流】日ベトナム物流セミナーの開催概要

国交省及び外務省は、ベトナム交通運輸省と共同で、「日ベトナム物流セミナー」を開催した。

同セミナーは、ASEAN地域の物流改善を目的として2008年11月の第6回「日ASEAN交通大臣会合」により実施することが位置づけられているほか、日アセアン統合基金(JAIF)を活用した東西・南部経済回廊物流効率化支援プログラムの一貫として行われた取り組みである。

日本とベトナム両国官民合わせて約100名が参加し、物流政策や両国が抱える物流の課題について実務的観点からの活発な意見交換が行われた。ベトナム側からは、日本の物流業(フォワーダー業、トラック運送業、倉庫業)の法制度、JIFFAが行っている東西回廊・南北回廊の調査や各種人材育成事業、日本のリターナブルパレットシステムを挙げ、高い関心を示した。またホーチミン市交通大学は、日系企業を含む物流会社への学生のインターンシップに対する期待を表明した。

講演内容については下記の通りである。
(1)2011年3月2日(水)
@日本の物流業の法制度及び物流政策
Aベトナム交通運輸省の組織と物流関係法令
B日本の物流関係協会の役割と活動
C物流産業におけるVIFFASの役割
Dパレット利用による効率的な物流を目指して
Eホーチミン市交通大学における物流人材育成について
FASEANにおける冷蔵物流の展開
Gサイゴン新港コーポレーションの活動の紹介

(2)3月2日(木)
@トラックの安全かつ確実な運転に向けた人材育成について
Aトラックの安全かつ確実な運転技術
B実演会(トラック等実車を使い、運転席からの死角や始業前点検について実演)

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 国際物流