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2011年02月18日

【物流】高速道路 2011年4月以降、当面3年間の料金割引策定

国交省は高速道路(NEXCO、本四高速、首都高速・阪神高速、アクアライン)の2011年(平成23年)4月以降から当面3年間の新たな料金割引を策定した。

NEXCOについては、新たな料金割引を2011年4月から当面3年間実施する予定で、生活交通(普通車以下)の上限料金が現金車にも適用され、全日2,000円となる。軽自動車・エコカー(免税対象車)は更に割引され、1,000円となる。また、ETC搭載車は現行実施している土日祝日1,000円を継続する。時間帯割引等については、現在の割引(通勤・深夜割引、平日昼間割引等)を継続し、マイレージ割引については平日2,000円などの導入による影響を踏まえ、2012年度以降見直しとなる。一方、物流(中型車以上)については上限制を導入せず、現在の大口多頻度、通勤・深夜割引等を継続する。

本四高速については、新たな料金割引は2011年度のみの措置で、生活交通(普通車以下)の上限料金について、平日の乗継料金が2,500円となる。但し、乗継割引はETC搭載車限定となっており、現金車やエコカー(免税対象車)の扱いはNEXCOと同等とする。また、時間帯割引等についても、NEXCOと同等の現行の割引を継続する。一方、物流(中型車)は現在の大口多頻度、通勤・深夜割引等を継続する。2012年度以降については、引き続き地方出資団体と調整しながら検討を進めていく方針。

首都高速・阪神高速については、2012年から料金圏のない対距離制(500円〜900円)を導入する。出口料金が無い為、入口で上限料金を支払うこととなる現金車の対策について検討する。対距離制導入に際し、地方からの意見を踏まえた割引を実施する予定で、首都高速では「NEXCOとの乗継割引(他計7点)」、阪神高速は「NEXCO・本四との乗継割引(他計5点)」を当面2013年度まで実施する。

アクアラインについては、現在実施中の全日普通車800円(大型車1,320円)の社会実験を、当面3年間継続する。

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投稿者:gotsuat 09:45| 行政関連