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2011年02月15日

【知識】マツダと広島大学が包括的連携に関する協定を締結

マツダと広島大学は、組織的な連携活動をより広い範囲・領域で進めていくために、包括的な連携を行うことで合意した。

マツダと広島大学は、1980年代より数多くの共同研究を行っており、2005年4月には、マツダの「技術研究所」と広島大学の「大学院工学研究科」が自動車の先進技術の研究協力を包括的に行う契約を結んでいる。共同研究は、毎年20件程度行われており、工学以外の領域にも広がっている。

今回の包括的連携協定は、両者間でさらに踏み込んだ連携活動を実施していくことを目的としており、これまでの技術分野にとどまらず、開発・生産や企画・経営・マーケティングなどの社会科学分野、人材交流・育成などにも範囲を広げて行く予定にしている。なお、個々の具体的な連携活動については、2011年4月より順次開始する。今後連携活動を推進する組織として、マツダと広島大学のメンバーから成る「連携協力推進委員会」を3月末に設置し、年2回、連携内容の情報交換や具体的な施策立案の実施、活動の進捗管理や評価、産学間の人材交流の推進などを行う。

今後取り組む予定の主な連携活動は以下の通り。

・新素材、次世代エネルギー、人間医工学などの先進技術分野
・自動車の開発、生産分野
・商品企画・経営・マーケティングなどの社会科学分野
・人材交流・人材育成の推進を含む相互支援

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識