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2011年01月25日

【環境】ANA 空港送迎サービスに燃料電池自動車を導入

ANAグループは、環境対策への取り組みへの一環として、経済産業省の「水素利用社会システム構築実証事業」(※1)のひとつである「水素ハイウェイプロジェクト」の事業者である、水素供給・利用技術研究組合「HySUT」(※2)に協力し、水素供給インフラ・燃料電池自動車の本格普及に向けた実証事業の運用に参画する。

今回、ANAグループでは一部の国際線旅客サービスにおいて、空港と顧客の指定先を送り迎えするサービスで使用している車に順次、燃料電池自動車を導入していく。燃料電池自動車を利用し、高速道路での長距離走行を主とした定期車両運行は、日本初の試みとなる。

これまでANAグループでは、運輸業界初の「エコ・ファースト企業」(※3)として、また環境省が温室効果ガス排出量25%削減に向けて、日々の移動をエコにするライフスタイルを提案した「SMART MOVE キャンペーン」の参加企業として、地球温暖化対策をはじめとするさまざまな環境への取り組みを行ってきているが、今後も世界トップ水準の「環境リーディング・エアライン」を目指し、環境保全活動に積極的に取り組んでいくとしている。

※1 水素利用社会システム構築実証事業
経済産業省による公募事業で、水素社会の構築を目的として「二酸化炭素の排出が少ない水素製造」、「効率的な水素の輸送・貯蔵」、「効率的な水素利用」を地域全体で実証し、将来のビジネスモデルとしての検証を行うもの。

※2 水素供給・利用技術研究組合
実証試験を通じた水素供給ビジネスの検証を事業内容とする技術研究組合。

※3 エコ・ファースト企業
企業の環境保全に関する行動を促進する趣旨で、環境省が2008年に創設した認定制度である「エコ・ファースト制度」において、環境大臣に対して、気球環境対策など自らの環境保全に関するする取り組みを約束し、認定を受けた企業のこと。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| その他の取組内容 【取り組み内容別】