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2011年01月21日

【知識】フライトシステムコンサルティングとセーラー万年筆 電子文具で業務提携

フライトシステムコンサルティングとセーラー万年筆は、両者の持つ強みを活かし電子文具事業(アドバンスト・ステーショナリー・サービス事業)において広く業務提携する。

昨今スマートフォン等のデジタルモバイル端末が普及し、様々な作業は文具を介さずに代用が可能となっている。しかし同時に、単機能に特化したシンプルなアナログ文具の「使い易さ」も再評価されており、デジタル端末とアナログ文具の間を埋める新しい電子文具に対するニーズが高まっている。

セーラー万年筆は、今年創業100周年を迎える老舗文具メーカーで、わが国初の国産万年筆の開発や国産ボールペン開発など、新規技術を活用した商品開発を積極的に行っている。2010年よりスタートした「音声ペン」は同社の初めての電子文具製品で、「名作ふたたび(近代文学の名作100選朗読)」や「YUBISASHI オーディオブック(海外旅行ガイド)」、「子ども英語」などのコンテンツが、シニア層から青年層、幼児まで幅広く支持されて好調なスタートを切った。

フライトシステムコンサルティングは、自社開発のiPhone向けTwitterアプリケーション「TweetMe」中心に、スマートフォン向けTwitterやラジオ等のクラウド系サービス、及びソーシャルストリーム系連携サービスを数々立ち上げており、世界初のサービス連携を含め多くの実績を持つ。

両社は、双方の持つ強みを活かし、従来の「こだわりの文具」に「デジタル」を融合させ、(1)通信機能(2)知能(3)コミュニケーション支援機能を付加させたことによる利便性の飛躍的な向上と、それら文具を活用した革新的なサービスの提供を維持し、日本の文具市場の益々の活性化を目指し業務提携を行う。

セーラー万年筆は長きにわたる高品質の万年筆販売などを通じて、既にシニア層に対する圧倒的なブランド認知力がある。その上今回の提携により、電子文具を中心とした新規事業の立ち上げを通じて、製品の多様化など既存事業への更なる認知度向上をねらい、また若い世代も含めた幅広い市場への訴求を図る。両社は最初の事業開発テーマとして、シニア世代の電子機器操作に対するバリア解消を掲げている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:05| 知識