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2011年01月18日

【環境】川崎重工業 180型ばら積運搬船引き渡し

川崎重工業は、坂出工場にて「LUCKY HARVEST SHIPPING S.A.」向けばら積運搬船
「FRONTIER CORONET」を引き渡した。同船は載貨重量トン数は182,674トンでフランスのダンケルク港に入港可能な船型としては最大級の積載能力を有する。

また、同船には、省燃費型ディーゼル主機関及び高効率タイプのプロペラ、同社が独自で開発した最新の技術を採用し、推進性能を向上させることにより燃料消費量を削減させている。

燃料洩れを防ぐため燃料タンクを二重船殻構造化し、また甲板機器を電動化するなど海洋汚染のリスクを低減している。

その他、船体強度に関する新規則(共通構造規則:CSR)の適用や新塗装基準(PSPC)適用による塗装の高品質化など安全性の向上やバラストタンクの腐食防止対策が図られている。

 

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み 【機関別】