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2011年01月14日

【知識】日揮と日本IBM 都市インフラビジネス開発について提携

日揮と日本IBMは、都市インフラ・ビジネス開発について提携することに合意した。これは、両社がインドにおけるデリー・ムンバイ間産業大動脈構想プロジェクトでの協業をさらに発展させる。

毎週世界で約100万人が都市に移り住み、世界の都市の人口は2050年までに倍増するだろう、と専門家たちは予測している。今日、都市部では世界のエネルギーの約75パーセントが消費され、約80パーセント以上の温室効果ガスが排出され、漏水により約20パーセントの給水が失われているといわれている。都市が今後持続可能な成長を遂げていく上で、交通、エネルギー、水など都市機能として欠かせないサービスを提供する都市のインフラには、人口増加に伴う様々なニーズを把握し、応えることを可能にする豊富な情報や技術が必要となってきている。 

自治体自らが新たな都市像を築こうという動きが活発化しつつある中、日揮と日本IBMは、日揮の海外での豊富なプロジェクト・マネージメントの実績、ならびに水、発電をはじめとするインフラ分野の事業運営力と、IBMが世界各地で支援している様々な都市インフラ支援、IT基盤構築の豊富な実績を、今回の協業を通じて活かしていく。 

両社は、各々の都市が抱える固有の課題の解決支援を目標に、今後、日本国内および都市人口の増加、発展が著しいアジア、中東、アフリカ地域を中心に、交通、エネルギー、上下水道など都市づくりを支える都市インフラの支援を行っていく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識