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2010年12月28日

【物流】高速道路料金割引に関する基本方針

高速道路の料金割引について、民主党から提案を受けた国交省の基本方針が国交省・民主党打合せの場にて了承された。

当面の新たな料金割引については、国民の負担を総じて増やさないことを原則とし、既存財源を活用し、下記の基本方針に取組んでいく。

1.NEXCOについて
@    普通車については、土日祝日上限1,000円を継続。また平日にも上限制を拡大し、終日2,000円とする。
A    貨物車については上限制を導入せず、現在の割引(大口多頻度、通勤・深夜など)を継続する。

2.本四について
これまでの建設の経緯を踏まえ、地方への出資を要請しつつ、地方の求める高速道路料金全国一律制度を視野に入れ、社会資本(本四架橋)の有効活用と地域活性化の観点から一定の配慮が必要。このため民主党の提案を踏まえ、今後地方と調整する。

3.首都高・阪高、アクアラインについて
@    首都・阪神については、料金圏のない対距離制(500〜900円)の導入を前提。その際、NEXCOと乗継割引など地方の意見を踏まえた対応を行う。
A    アクアラインについては、地方の負担を要請しつつ、利用促進に向けた料金導入を図る。

尚、原則無料化の方針の下、その財源の確保も含め、高速道路の有効活用、渋滞の緩和、交通需要の調整、地域振興などの観点から地方の意見も踏まえた利用しやすい料金制度について引続き検討していく。

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投稿者:gotsuat 09:45| 行政関連