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2010年12月13日

【物流】関空貨物就航路線ニーズ調査結果

国交省近畿運輸局は、「関西国際空港の貨物就航路線ニーズ調査」の結果を発表した。

同調査は、関西国際空港の航空物流ネットワークの更なる構築を目指し、関西の産学官で組織する国際物流戦略チームが、関西企業が必要とする関空の貨物便路線に関するニーズを調査したもので、2010年8月9日〜9月7日に実施された。
調査結果の概要は以下の通り。

【方面別ニーズ・要望結果】
・欧米方面への就航・増便の要望が全体の約半数を占め、次いで中国、アジアへの要望が続いた。
・北米、欧州、アジア方面いずれも全体の約8割が出発便を要望。

【空港発着時間帯別・要望結果】
・深夜・早朝時間帯(23:00〜5:59)の要望が全体の45%を占めた。
・深夜・早朝貨物便といった、24時間空港のメリットを活かした路線への要望が多く寄せられた。

【都市別・要望結果】
・北米方面への路線については、深夜早朝・早朝昼間時間帯を合わせると全体の6割以上の要望が集中した。行き先別では、深夜早朝時間帯・全時間帯共にシカゴ、ロサンゼルス、ニューヨーク、アトランタの順に要望が多く寄せられた。
・欧州方面では、深夜早朝並びに夜間深夜時間帯への要望が多く、両時間帯を合わせた要望数は全体の7割を占めた。
・中国方面では、時間帯を問わず上海への要望が最も多く、次に多い香港と合わせると全体の8割以上の要望数になった。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 国際物流