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2010年11月30日

【物流】国交省 空港経営の抜本的効率化に関する検討会

国交省は、空港運営のあり方に関する検討会を2010年12月3日に開催すると公表した。

同年5月17日に公表された国土交通省成長戦略会議報告書において、運営効率化の観点から諸外国の空港と同様に、空港関連企業と空港との経営一体化、民間への経営委託(コンセッション)ないし民営化を通じて、航空インフラの構築と維持の双方に、可能な限り「民間の知恵と資金」が投入されるような仕組みの構築を指向すべきと論じている。

同検討会では、経営一体化に至る具体的な道筋として、空港経営の効率化のためのガバナンス構築を図るとともに、公租公課も含めた空港整備勘定の各歳入・歳出のあり方の見直しを行っていく。そのため有識者により経営一体化等に向けた論点整理、ベストプラクティスの早期展開等に関して検討していき、概ね1年程度を目途に結論をまとめていく。

経営一体化を行う際の懸念事項として、空港に対する国と地方自治体等の関与のあり方、また環境対策に加え、既存の空港関連企業や公益法人、行政部局等の職員の雇用対策などの項目に対し、一定の配慮を求めた対処が必要であるとしている。

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投稿者:gotsuat 09:45| 行政関連