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2010年11月17日

【流通】マニュアル化しにくい現場固有のノウハウを抽出し共有する新手法を開発

富士通研究所は、ベテランが経験から自然と身に付け、暗黙知となりがちでマニュアル化しにくい現場固有のノウハウを抽出し、組織全体で共有する手法(Evidence−based Learning)を開発した。同手法は、社会科学の現場調査法であるエスノグラフィー(※)を応用し、作業の証拠となる議事録などのドキュメントを元に作業時の行動を可視化し、結果に基づいて現実に近い疑似体験の場を他の業務員に提供する。これにより、誰もが他者の経験から学習することが可能となり、ベテランのノウハウの伝承や共有を効率的に実現する。


※ エスノグラフィー
文化人類学における現場調査法。生活や仕事の場に入り、生活者や働く人の視点から日常の姿を調査する。マーケティングや
プロダクトデザイン、組織変革への示唆の導出に応用

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通