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2010年11月09日

【物流】コンテナクレーン 風逸走対策実証試験

国交省港湾局は、2010年11月15日から静岡県及び港湾荷役機械システム協会と共同で、コンテナクレーンの風逸走対策の実証試験を御前崎港にて実施する、と発表した。

同年1月21日に御前崎港で発生したコンテナクレーンの強風による逸走事故等を受け、国交省港湾局は、技術基準省令の改正等、荷役機械の安全性向上に向けたさまざまな取り組みを進めており、今回の実証実験も、その一環として実施される。

逸走対策の実証試験として、レールブレーキ実証試験と運行管理情報システム実証試験を行う予定で、レールブレーキ実証試験では、クレーンの走行速度、ブレーキシューの押付力及びシューの種類を変えて制動距離を計測し、レールブレーキの動摩擦力係数を求める。また、運行管理情報システム実証試験では、コンテナクレーンに試験情報システムを取り付け、実際の荷役作業に用いその効果を検証する。

なお、実施スケジュールは、レールブレーキ実証実験が同年11月15日〜19日の木曜日を除く各日、運行管理情報システム実証試験が同年12月初旬となっている。

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投稿者:gotsuat 09:45| 行政関連