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2010年10月18日

【物流】平成22年9月 JR輸送実績

13日、JR貨物が9月の輸送実績を発表した。これによると、コンテナ貨物は積合せ貨物、農産品・青果物が前年を下回ったものの、食料工業品、化学工業品、自動車部品などが前年を上回り、全体では1,829千トン(前年比3.6%増)となった。

9月上旬に台風9号が上陸した他、中旬から下旬にかけて秋雨前線の活発化に伴う大雨等により輸送障害が発生し、月全体では高速貨108本が運休となった。荷動きについては、輸送障害の影響を受けたものの、上旬を中心に残暑が厳しかったことから、季節商品などの出荷が好調となり前年を上回って推移した。中でも家電・情報機器はエアコン等の出荷が好調で44千トン(同22.2%増)と増送となった。

車扱貨物は、主要品目である石油、セメント・石灰石が好調で、全体では806千トン(同1.8%増)と前年を上回る結果となった。石油は残暑の影響により自動車向けの軽油・揮発油が増送し512千トン(同4.8%増)となり、セメント・石灰石は荷主の生産基地の統廃合に伴い132千トン(同7.0%増)と増送した。

 

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投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者