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2010年10月14日

【知識】ネクストエナジー『グリーン電力供給サービス』を拡大

自然エネルギー関連の事業を展開するネクストエナジー・アンド・リソース(以下:ネクスト)は、大阪ガス、エナジーバンクジャパン(以下:EBJ)と業務提携を締結し、公共施設、事務所・店舗向けに提供を開始した。『グリーン電力供給サービス』事業の更なる拡大を目指し、『循環型エネルギー・サービス・ネットワーク』の発展を図る。

『グリーン電力供給サービス』とは、施設の屋根を借りて太陽光パネルを設置・発電し、同施設に電力を供給するというもので、サービス利用者はパネルを所有せず、発電された電気だけを購入する。2010年4月に施行された改正省エネルギー法により、複数の小規模店舗を所有する企業にも化石燃料によるエネルギー消費に制限が適用され、太陽光など自然エネルギーの導入を検討する企業も増えたが、初期の設備投資費用が大きな障壁となっている。『グリーン電力供給サービス』では、パネルを所有しないため初期費用が不要となり、自然エネルギーの導入が容易になる。

3社提携の目的は、ネクストが展開する新エネルギーサービス事業モデル『グリーン電力供給サービス』のサービスプラットフォームと、大阪ガスが展開しているエネルギーサービス事業モデル『エコウェーブ』の金融プラットフォームを、EBJを介して連携させる。『エコウェーブ』は、日本政策投資銀行と日本スマートエナジー出資のもと設立された国内初のCO2削減ファンド「エナジーバンク」と連携を図っており、日本政策投資銀行の長期の事業資金を活用することで、利用者の設備導入負担を軽減しエネルギー設備のさらなる普及促進を実現させる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識