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2010年10月08日

【環境】日通 バングラデシュの複合輸送を強化

日本通運は、バングラデシュの国内輸送ならびに海上輸送体制を整備し、バングラデシュ発の複合輸送体制を強化した。

急速な経済成長を見せるバングラデシュだが、進出する企業にとっては脆弱なインフラ、独特な法規制対応など、まだまだ多くの課題が存在している。日本通運はこのような課題を少しでも改善すべく、工場集積地から港までの輸送ルートを検証し、タイムコントロールの強化、貨物のトレーシング体制の整備を行った。これによりコストの低減及び輸送の可視化を実現するとしている。

また現地代理店を通じたバイヤーズコンソリデーション(※)サービスの提供により、日本向けニーズの高い、多品種少量貨物にも対応し、個別に輸送する場合に比べて、リードタイム短縮による効率的な輸送が可能となった。さらに海上輸送において、積み替え港におけるモニタリングを強化し、貨物の積み残しなどの防止を図っていく。

※ バイヤーズコンソリデーション
バイヤーに代わって複数の工場で生産された商品を一括集約し、港から海上コンテナに混載して、目的地へ輸送する物流形態

 

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| その他の取組内容 【取り組み内容別】