<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2010年10月07日

【物流】国交省 トラック輸送情報(平成22年6月)

国交省が平成22年6月のトラック輸送情報をまとめた。

これによると、特別積合せ貨物(調査対象27社)の輸送量は5,705,853トンで、前月に比べ総輸送量が約64万トン増加し、前月比112.6%となった。また、前年同月と比べると約18万トン増加し、前年同月比103.2%となった。

平均稼働日数は25.5日で、稼動1日当たりの輸送量は、223,759トンとなった。前月と比べると、平均稼働日数は3.0日増加したが、稼動1日当たりの輸送量は約1千トン減少している。また、前年同月と比べると平均稼働日数は0.1日増加し、稼動1日当たりの輸送量は約6千トン増加した。

品目別の輸送状況を見ると、前月との比較では全ての品目で輸送量が増加したと回答する事業者が多かった。主な増加要因としては「工場・生産地からの貨物増」や「倉庫から出る貨物増」が挙げられ、特に「工場・生産地からの貨物増」については全ての品目において挙げられた。前年同月との比較では、「日用品」の中でも主に書籍・印刷物が減少しており、その要因として「倉庫から出る貨物減」、「景気の不況」、「商社・問屋からの貨物減」が挙げられた。一方、「農水産品」、「化学工業品」、「金属製品」等は増加しており、その要因として「工場・生産地からの貨物増」や「景気の好況」が挙げられた。
なお、全国の一般貨物トラック事業者(本月の回答事業者数803社/調査対象事業者数1,089社)の輸送量は、前月比109.8%、前年同月比104.4%であった。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 行政関連