<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2010年09月24日

【環境】3社共同の長期水エマルジョン燃料実船試験を実施

川崎汽船、川崎造船、川崎重工業の3社は、共同で開発した水エマルジョン燃料供給システムの実用化を目指し、長期実船運用試験を実施すると発表した。

実船試験は、川崎造船が建造する58,000t型ばら積運搬船(2011年竣工予定)に同システムを搭載して実施し、NOxを含む排ガス性状、機関性能、長期使用における機関・燃料系統機器の耐久性を確認する。試験は竣工前の海上試運転での試験と就航後の長期実船試験で構成されており、実船試験は2011年1月から約4年を掛けて実施する。

※水エマルジョン燃料…水と重油を混合して生成した燃料。燃料中に含まれる細かい水粒子が、エンジンの燃焼室内に噴射されると蒸発し、周囲の熱を奪うことにより周辺の火炎温度を低下させる。これによりNOxの生成を抑制する。

 

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| 環境配慮型輸送用機器導入【取り組み内容別】