2010年09月27日
【アジア】ＪＣＢ ベトナム農業農村開発銀行と提携し、加盟店網を強化
ＪＣＢの海外業務を行う子会社 ジェーシービー・インターナショナル（以下：ＪＣＢＩ）と、ベトナムの大手商業銀行であるベトナム農業農村開発銀行（以下：アグリバンク）は、同行のＪＣＢ加盟店の獲得および売上処理を含む加盟店業務を開始した。
これにより、ベトナムでＪＣＢカードの加盟店業務を行う金融機関は９社となった。
アグリバンクは、ベトナム最大の資産規模と、最大のＡＴＭネットワークおよび支店ネットワークを持つ大手商業銀行で、近年クレジットカード事業に力を入れており、市場で急速に存在感を高めている。このたびの同行の加盟店業務開始により、２０１０年１２月末までに、ベトナムにおけるＪＣＢ加盟店が、約４，０００店増の合計約１６，０００店と大幅に拡大する計画で、同国のクレジットカード加盟店の約８割をカバーし、ＪＣＢカードの利便性が大きく向上するとしている。
ＪＣＢおよびＪＣＢＩは、近年、アジア地域でのカード事業の強化・拡大に、積極的に取り組んでいる。
なかでもベトナムは、豊富な観光資源により安定的な渡航者の伸びが期待できるうえ、近年の急速な経済発展によりカード市場の成長が見込まれており、ＪＣＢにとって非常に重要な市場として、将来のＪＣＢブランドカード発行を見据えたＪＣＢカード加盟店網の強化を図っている。１９９１年のベトナム進出以来、ＪＣＢＩは、ベトコン銀行やベトナム工商銀行といった大手銀行と提携を進めており、２０１０年７月にも、大手商業銀行のエクシムバンクがＪＣＢの加盟店業務を開始した。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者：gotsuat 09:30| アジア
