<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2010年09月21日

【環境】双日 インドで物流インフラ事業参入へ

双日は、インド最大手の民間物流企業であるアルシアと共同で、ムンバイ近郊およびデリー近郊において、FTWZ(※)と鉄道輸送を合わせた複合物流インフラ事業を進める趣旨の基本合意書を締結した。両社は、今後、資本提携も視野に入れ、共同で事業を進めていく。また中長期的には、ナグプール・コルカタ・チェンナイにも同様のFTWZを設営し、デリー・ムンバイを中心とした主要5拠点をカバーし、インドのほぼ全域で総合物流インフラ群を構築する予定である。

目覚ましい発展を遂げるインドの自動車産業において、自動車の輸送は全てトラックによる輸送に依存している。このような自動車の輸送・サービスをFTWZに加え、最新の鉄道技術を活用したサービスを提供することにより、より安価で、機動的・効率的な運搬が可能となる。鉄道輸送は、温暖化ガス特に二酸化炭素排出量が他の輸送方法に比べ低く、大量の貨物の輸送が可能であり、将来においても、低価格で環境にやさしい物流インフラとして重要視されている。

※.FTWZ Free Trade&Warehouse Zone
物流加工保税区。輸出入手続きの簡素化・迅速化、貨物の長期保税保管、税制優遇などの様々な制度面での優遇を与える経済特別区。

 

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| その他の取組内容 【取り組み内容別】