2010年09月16日
【物流】国交省 海運政策に関するセミナー開催
国土交通省海事局は10月5日、海運分野における保護貿易主義的措置の抑制の動向や税制を含む制度設計等の海運先進国のネクスト10年に向けての海運競争力強化施策に関するセミナーを開催する。
海洋政策研究財団（OPRF）との協力により、デンマーク経済産業省海事局長（CSG（海運先進18ヵ国当局間会議）議長）、米国運輸省海事局前局長、世界貿易機関（WTO）海運担当参事官等を招聘し、日本の海事関係業務に携わる幅広い関係者を対象に各国の海運政策や規制について意見交換を行う予定。
2010 年5 月、国土交通省の成長戦略会議は、日本の外航海運が今後も成長産業として経済に貢献できるよう、競争条件の均衡化に向けた政策をまとめており、トン数税制の諸外国並みの拡充等に取り組んでいくこととしている。また、WTO は2010 年6 月に海運分野における保護主義的措置削減の進捗状況等の分析ペーパーを発表した。
このセミナーでは、海事関係業務に携わる関係者に、WTO における保護主義的措置の規制の動向や主要国における税制を含む制度設計等ネクスト10 年に向けての海運競争力強化施策の背景や目的について理解増進と啓発を行うことにより、日本の海事クラスターの連携を促進することを目的としている。
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投稿者：gotsuat 09:45| 行政関連
