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2010年09月03日

【物流】国交省 「道路交通センサス」概要

国土交通省は、平成22年9月から11月にかけて、都道府県、政令指定市、高速道路会社などと連携して実施する「道路交通センサス」の概要をまとめた。

道路交通センサスは、日本全国の道路と道路交通の実態を把握し、道路の計画や建設、管理などについての基礎資料を得ることを目的とした統計調査で、昭和55 年度以降は概ね5 年に1度のペースで全国的に実施している。

車の利用状況を調べる「自動車起終点(OD)調査」では、無作為に選定した全国約180 万人の車の所有車や使用者を対象に、ある1日の車の利用状況のアンケートを実施。出発地、出発時刻、車種、目的、区間距離などを調査する。併せて、車の台数や道路状況を調べる「一般交通量調査」を行い、調査結果は、現在の交通状況の把握や道路の計画等に用いられるだけではなく、事業評価・政策評価などにも活用される。

平成22 年度の調査では、回答者の負担等を軽減するため、調査項目を絞り込んだ簡易調査票を導入したり、調査を効率的に実施するため郵送調査を導入したりするなど、前回(平成17 年度)までの道路交通センサスと比較し、改善に取り組んでいる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 行政関連