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2010年09月01日

【流通】凸版印刷 紙カートンに奥行き感を持たせる印刷技術を開発

--- 店頭訴求力の高い3D表現の商品パッケージが低コストで製作可能に ---

凸版印刷は、紙カートン(紙器)上に奥行き感を持たせ、3D表現ができる表面加工技術「エンボスルック3D」を開発し、販売を開始する。

「エンボスルック3D」は、微細なドット柄印刷の上にUVニスでマイクロレンズを形成し、レンズの配列を最適化することで奥行き感などの視覚効果を印刷と同時に表現することができる。レンズ形状フィルムを貼り付ける従来の方法に比べ、大幅にコストを削減できる。凸版印刷は「エンボスルック3D」を、特に美粧性の求められる化粧品や、店頭での効果的なアイキャッチ性が求められるトイレタリー・医薬品など、紙カートン向けに展開する。

今後、凸版印刷は「エンボスルック3D」を商品パッケージだけでなく、書籍などの出版印刷や店頭販促ツールなどの商業印刷分野への展開を図るとしている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通