<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2010年09月01日

【知識】双日 中国曹妃甸にて環境・インフラ分野で戦略的提携

双日は、中国の政府系投資会社である唐山曹妃甸基礎インフラ建設投資有限公司と、北京より東に約220キロメートルに位置する中国河北省唐山市曹妃甸工業区の環境・インフラ整備を包括的に推進する旨の戦略的合作意向書を締結した。

曹妃甸工業区は、開発が進む環渤海湾エリアの中央に位置し、中国で国家級循環経済モデル都市に認定され、ゼロエミッションを標榜したエコシティーとして中国の新興工業地区の中で最も期待されている。同工業区の面積は約310平方キロメートルで、この広大な場所に環境配慮型工業都市を建設している。また、同工業区は、中国北部から中国内陸部およびモンゴル・中央アジア、そして、日本や韓国など太平洋側の国々へと結び、各種エネルギーや鉱物資源などの物流の基点としても重要な位置を占めている。


今回合意した事業は以下の範囲。これらの各事業分野において、主に日本の最先端技術を用いてエコシティーの構築を進める。

1)汚泥処理を含む廃棄物処理/リサイクルおよび関連発電事業
2)水処理関連事業(海水淡水化、排水高度処理、水リサイクル)
3)スマートグリッド
4)電気自動車、交通システム関連
5)新エネルギー、省エネ関連
6)新素材、新技術、設備製造事業

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識