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2010年08月05日

【知識】GEとインテルがヘルスケア分野の合弁会社を設立

GEとインテル コーポレーションは遠隔医療と高齢者の自立生活支援に取り組む合弁会社(出資比率各50%)を設立することに合意した。新会社はGEのヘルスケア事業部門であるGEヘルスケアの在宅医療部門とインテルのデジタルヘルス事業本部を統合し、各種規制や諸々の手続きをクリアした後、2010年末までに事業を開始する予定にしている。

今回の新会社設立は、2009年4月に発表した自立生活支援と慢性疾患管理分野での両社の提携に続くもので、GEとインテルは現在、数多くの家庭に効果的な医療を提供し、高齢者および慢性疾患患者の生活を改善するためにテクノロジーを活用するというビジョンを共有している。慢性疾患患者が急増し、高齢化が世界的に進む中、新たなヘルスケアモデルを構築して在宅でのケアの環境を整備する必要性が高まっている。

そのような中、新会社は各国で、家庭および介護施設での健康で自立した生活を促進する製品やサービス、テクノロジーの開発・販売を手掛ける。慢性疾患管理・自立生活支援・各種支援技術の開発の3分野を中心に、遠隔ケア管理システム「インテル(R) ヘルスガイド」や印刷物読み上げ端末「インテル(R) リーダー」、GEヘルスケアの高齢者見守りシステム「クワイエットケア(R)」(注:日本未発売)など、遠隔患者モニタリングや自立した生活に向けたコンセプトの提案、各種支援技術の開発の分野で貢献を図る。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識