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2010年07月29日

【流通】パナソニック デジタル一眼カメラ用3D対応交換レンズを開発

--- 世界初(※)3D対応交換レンズ開発 年内をめどに発売へ ---

パナソニックは、デジタル一眼カメラで3D撮影を可能にする2眼式交換レンズを世界で初めて開発した。当レンズは、同社LUMIX Gシリーズの交換レンズの一つとして展開するもので、高画質な3D撮影を可能にする。映像の3D化が進展する中、一眼カメラ愛好家の皆様に3D撮影の楽しみをご提供できるように、2010年内をめどに商品化を進める。

「3D元年」と言われる2010年、パナソニックは業界に先駆け、3D対応ビエラとブルーレイ3DTM対応のディーガを発売した。映画やスポーツなどの3Dコンテンツの普及が進む一方、ユーザーから「自分で3D写真や動画を撮影して楽しみたい」との声が大きくなっている。当レンズは、この要望に応え、高画質な3D撮影を可能にするもので、家族や風景などユーザーの身近なものを3Dで撮影し、家庭の3D対応ビエラで再生する楽しみを提供する。

これまで、レンズ交換式カメラに応用できる3D撮影システムには、2つのレンズと2つのCCDを組み合わせた方式やパノラマ撮影を応用した方式などが考案されている。しかし、これらは「3D専用の特別なカメラが必要」「動く被写体の対応が難しい」などの課題があった。

当レンズはLUMIX Gシリーズ用として開発したもので、レンズマウント径内に、2つの光学系を搭載しており、左右のレンズでステレオ画面を構成し、3D用に画像処理する。このレンズは、同社が有する光学技術、画像処理技術及び鏡筒設計技術により、非常にコンパクトなサイズを実現している。

※ レンズ交換式デジタルカメラにおいて。2010年7月28日現在 パナソニック調べ

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通