<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2010年07月23日

【物流】国交省 国土交通白書(2009年度)

国交省が「国土交通白書」(2009年度)を公表した。
同白書は2部構成となっており、第T部の「転換期を迎えている地域・社会と国土交通行政」では、第1章で日本の経済社会やそれぞれの地域でなにが起こっているのか、個人の生活や意識にどのような変化が生じているか、第2章で国土交通行政に求められているものは何か、さらに第3章で各地域ではどのような取組みが芽生えているかをまとめている。

第U部では「国土交通行政の動向」をまとめており、第5章の「競争力のある経済社会の構築」―第3節「総合的・一体的な物流施策の推進」では、国際物流機能強化のための施策として、『国際海上輸送網の基盤の強化』などを挙げている。

これについては2009年12月に設置した国際コンテナ及び国際バルク戦略港湾検討委員において関係者を交えた検討を行うとともに、引き続き国際・国内一体となった効率的な海上輸送ネットワークを実現するための取組みを推進し、施策の更なる充実・深化を図ることとしている。また、効率的な物流システムの構築のための施策として、物流における情報化の推進などを挙げており、取引の効率化、渋滞の回避等、多様な側面においてICTの導入を的確に推進することが重要としている。

例えば輸出入及び港湾関連の行政手続きに関する「次世代シングルウィンドウ」を稼働し、申請可能な項目数を追加するなど、より利便性の高い電子申請システムの構築に取り組んでいることを紹介している。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 行政関連