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2010年07月08日

【物流】将来ビジョン「中間整理」の原案公表

国交省の「トラック産業の将来ビジョンに関する検討会」が7日にまとめる「中間整理」の原案が公表された。同案は、地方運輸局による事業者ヒアリングや意見交換などを踏まえたもので、@総論A目標とすべき在るべき姿B規制緩和の変化と克服すべき課題C今後の取り組みの4部構成となっている。

最大の焦点となっているのが、現在5両となっている最低車両台数の在り方と、適正運賃収受に向けた取組み。最低車両台数は5両に設定されているため、小規模事業者が増加し、社会保険の未加入など不適正事業者が顕在化するなど、運賃面において既存の適正事業者への悪影響も指摘されていた。

最低車両台数、適正運賃収受などについてはワーキンググループを設置し、来夏を目処に将来ビジョンの最終とりまとめを行う予定。規制緩和後に厳しさを増す経営や安全・環境、不適正事業者の増大、労働力確保といった課題に対応していく。

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投稿者:gotsuat 09:45| 行政関連