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2010年06月26日

【物流】国交省 国交省政策集2010を策定

22日、国交省が「国交省政策集2010」を策定した。これは、政権交代後初の重要政策集で、政策全般の目指すべき方向性を示すとともに、特に今年度から来年度にかけて取り組む具体的な政策を網羅したものとなっている。

同省は重要政策を3点掲げており、1つ目の「国土交通行政の大変革」では、「港湾力の発揮」として、国際コンテナ・バルク戦略港湾など拠点となる港湾の「選択と集中」などによる港湾サービスの抜本的向上を目指す。併せて、これまでの港湾政策の転換を図っていくとして、重要港湾の重点化、日本海側拠点港の形成、港湾経営の民営化などを中心に取り組む。2つ目の「環境・暮らし関連政策」では、地球温暖化防止の中長期目標達成に向け、自動車基準の国際標準化、環境対応車の普及に関する適切なインセンティブの確保、鉄道、海運へのモーダルシフトなどに取り組んでいく。

3つ目の「安全・安心、セーフティーネット関連政策」では、運輸安全マネジメントなど運輸部門における安全対策の強化、国際海上コンテナの陸上輸送の安全確保などの政策を列挙している。

今後、本政策集2010の実現を図る観点から、提言した重要政策を踏まえ、平成23年度概算要求、税制要望、法令改正などに反映していく方針。

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投稿者:gotsuat 09:45| 行政関連