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2010年06月23日

【物流】高速無料化社会実験 効果の具体例公表

国交省は、28日から実施する高速道路無料化社会実験の概要と実験で期待される効果の具体例などを公表した。

社会実験は、現金利用を含む全車種を対象に来年3月31日まで実施。全国の37地方路線50区間、計1,626kmで開始する。最終的には平成22年中に前倒し供用する2区間、26kmを追加するため1,652kmが対象となる。

社会実験で期待される効果としては、@渋滞緩和A重要港湾・拠点空港からの物流コストの引き下げB観光圏の連携促進 ― を挙げ、具体例を示した。

渋滞緩和では、京都丹波道を取り上げ、並行する国道9号線の渋滞個所(交差点3か所)でピーク時の渋滞1.5km、通過時間7分が大幅に緩和されることが期待できるとしている。

重要港湾では、国際物流の拠点となっている舞鶴港(京都府)、八戸港(青森県)、酒田港(山形県)を例に挙げ、有料路線までの大型車の利用料金が2,700〜3,900円減少し、一般道から高速道利用に転換されることで所要時間が52分〜1時間20分短縮される、などとしている。

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投稿者:gotsuat 09:45| 行政関連