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2010年06月23日

【流通】コニカミノルタ 測定対象物を測定し形状データと報告書を作成する「3D計測サービス」

--- “ものづくりの現場”のニーズに応えた「3D計測サービス」 ---

コニカミノルタセンシング(以下:コニカミノルタ)は、ユーザーの測定対象物を非接触3次元デジタイザで測定し、3次元の形状データと報告書を作成する「3D計測サービス」を開始する。

近年、自動車メーカー・家電メーカーなどの各種部品や金型の開発・製造の場において、物体の3次元形状を非接触で瞬時に測定できる非接触3次元デジタイザの活用が急速に広がっている。

コニカミノルタの非接触3次元デジタイザ「KONICA MINOLTA RANGE7」は、プレス品、機械加工品から金型、鋳造、射出成形品に至るまで、工業製品のパーツを瞬時に3次元デジタイズし、外観の形状をデジタルデータとしてコンピュータ上に高精度に再現する装置として、2008年の発売以来、高い評価を獲得している。

しかし、非接触3次元デジタイザの導入を検討しているユーザーの中には、「年に数回しか使用しない」「デジタイザが自社現場にどれほど貢献できるのか具体的に知りたい」というユーザーが多数いる事が判明し、その傾向は今後ますます強まると想定している。

このようなニーズに応える為、自社商品を使った「3D計測サービス」を開始する。サービスには「形状解析」「モデリング」「3次元相談」の3種類を用意し、ユーザーの要望により測定対象物を預かり、非接触3次元デジタイザで測定、3次元の形状データと報告書を作成する。

「3D計測サービス」は、ユーザーにとって、設備投資と比較して費用削減という実利があり、資産管理やオペレータの教育養成といった関連事務も効率化できる。コニカミノルタも非接触3次元デジタイザの価値をユーザーへの認知を深め、将来的な導入へ結びつける効果を期待している。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通