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2010年06月01日

【流通】大林組とジャパンエナジー ビル空調用「タンク式中温冷水潜熱蓄熱システム」を開発

--- 設備のコンパクト化、CO2排出量の削減、ランニングコストを低減 ---

大林組とジャパンエナジー(以下:Jエナジー)は、パラフィン系潜熱蓄熱材「エコジュール(R)」(Jエナジー製)を用いた、ビル空調用のタンク式中温冷水潜熱蓄熱システムを共同開発した。

潜熱蓄熱材とは、水が氷となる様に液体から固体に、または固体から液体に相変化する際、熱を蓄えたり放出したりする性質を有した物質で、中でも「エコジュール(R)」は、生活温度領域(3℃〜30℃)の中で、相変化する温度を任意に設定できる潜熱蓄熱材であり、「蓄熱量が大きい」、「安定した性能を長期間保持する」等の特長を有している。

今回開発した「タンク式中温冷水潜熱蓄熱システム」は、13℃〜19℃程度の比較的高い温度(中温)の冷水を利用した蓄熱システムであり、この中温冷水を「エコジュール(R)」に蓄熱することで、設備のコンパクト化、CO2排出量の削減、ランニングコストの低減を実現した。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通