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2010年05月20日

【物流】JR貨物 輸送実績(4月度)

JR貨物がまとめた4月の輸送実績によると、コンテナは180万3,000トン(対前年同月比6.6%増)、車扱は94万2,000トン(同10.0%増)となった。

4月は中旬に北東北地区において強風による輸送障害が発生し、月全体では高速貨32本が運休した。しかし、荷動きは、輸出産業をはじめとした製造業の生産回復及びゴールデンウィーク前の需要強勢により、月全体を通して前年を大きく上回った。

コンテナ貨物は、農産品・青果物、積合せ貨物が前年を下回ったものの、自動車部品、化学薬品、化学工業品、家電・情報機器などが前年を上回った。農産品・青果物は、米の出荷低迷が継続したほか、九州地区の野菜類が天候不順により出荷が低調に推移したため減送となった。一方、自動車部品、化学薬品、化学工業品は、昨年の生産調整の反動及び輸出産業の生産回復に伴い増送となった。また、家電・情報機器は、メーカーのモーダルシフトへの取組みの進展により増送となった。

車扱貨物は、セメント・石灰石などが前年を下回った。石油は気温が低めに推移したことによる灯油の需要の増加などを受け、15.2%増と大幅に前年を上回った。

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投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者