<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2010年05月12日

【物流】東ト協 運賃動向に関するアンケート調査

東京都トラック運送事業協同組合連合会は、「第12回運賃動向に関するアンケート調査」の結果を発表した。同調査は、運賃動向を定期的に把握することを目的に調査対象を固定して年2回定期的に同一設問で実施しているもの。

これによると、現行収受運賃については現行の運賃が希望する運賃に比べ「低い」との回答が45.1%、「少し低い」が38.6%、「極めて低い」が9.2%となり、『低い』の回答を合計すると9割を超えた。

この半年間の運賃交渉の有無と交渉結果に関する設問では「運賃交渉した」との回答は38.6%で、前回の調査より16.3ポイント下回った。その内、「値上げできた」と回答したのは5.1%にとどまり、逆に「値下げにあった」が半数を占め、交渉すると値下げになるという厳しい実態が明らかになった。

また、2009年8月以降に荷主(元請事業者を含む)から受けた不公正な取引についての設問では、「一方的な値下げ要請」が3割を占めており、何らかの不公正な強要を受けたとの回答が過去最高となった。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 行政関連