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2010年05月11日

【物流】来年4月よりアルコール検知義務化

国交省は、来年の4月1日より出庫、帰庫時の点呼でのアルコール検知を義務付けることを発表。これは、昨年3月にトラック、バス、ハイヤー・タクシー事業者を対象に策定された「事業用自動車総合安全プラン2009」にある「飲酒運転ゼロ」の目標達成のために改正されるものである。

国交省は、全国の地方運輸局と沖縄総合事務局運輸部に対して貨物自動車事業輸送安全規則及び旅客自動車運送事業運輸規則の一部改正の省令公布と、省令改正に伴う解釈及び運用通達の改正を通知した。

省令の規定では、「酒気帯びの運転者を乗務させてはならない」ことを明確化し、点呼時に運転者の酒気帯びの有無を確認する際は、目視の他、新たに「営業所に備えられたアルコール検知器(性能上の要件は問わず、アルコール・インターロックや携帯型アルコール検知器も対象とする)を用いて行わなければならない」のに加え「その記録を保存し、ならびにアルコール検知器を常時有効に保持すること」としている。

また、乗務停止になる酒気帯び状態に関しては「道路交通法施行令で規定するアルコール濃度が血液中で1ミリリットル当たり0.3ミリグラムまたは呼気中で1リットル当たり0.15ミリグラム以上であるかは問わない」と通達している。

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投稿者:gotsuat 09:40| 行政関連