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2010年04月20日

【知識】オプテックスと図研エルミックがセンサソリューションで連携

オプテックスと図研エルミックは、オプテックスの特許技術であるドライブレコーダー向け加速度センサの応用ソフトウェア「DBAA」に対し、図研エルミックが販売・サポート・開発を行うことを目的とした代理店契約を締結した。

DBAA(Driving Behavior Analysis Algorithm)は、運転中の必要とする挙動情報のみを的確にとらえる、オプテックスが開発した挙動解析アルゴリズムで、ドライブレコーダーのノイズキャンセリングテクノロジー(特許取得)技術をコアとし、方向認識、運転・停止の判定といった車両状態の情報、急挙動の程度、頻度、急ぎ傾向など運転の質を評価する情報を提供する。

オプテックスでは「運転状態の見える化」に得意のセンシング技術を応用。新概念の運転評価装置である「セーフメーター」を発売するなどエコ・安全運転に貢献する事業を進めている。これらへ搭載の要素技術をDBAAと名付け、カーナビゲーションシステムや車載機器などへのライセンス普及を目指している。

図研エルミックでは、高い信頼性と多くの搭載実績をもつIPv6対応TCP/IPプロトコルスタック「KASAGO IPv6」及び、通信・セキュリティなどの豊富な自社製ミドルウェアと、オプテックスのセンサソリューションを組み合わせ、他には無い優位性と付加価値をもつソリューションを提案することが可能となる。

今後両社では、センサテクノロジー分野で高度な技術力をもつオプテックスと、通信に強みをもち、組込用ソフト/ハードウェアを扱う図研エルミックが連携することにより、販売代理店契約だけにとどまらない発展的な関係を目指す。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:04| 知識