<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2010年04月06日

【知識】「丸の内北口ビル」にコンソーシアム型事業所内保育施設をオープン

--- ポピンズと三菱地所  『ポピンズナーサリースクール丸の内』 ---

ポピンズコーポレーションは、三菱地所が所有する「丸の内北口ビル」2階に、保育運営事業者が直営する「コンソーシアム型」(複数企業向け)事業所内保育施設『ポピンズナーサリースクール丸の内』をオープンした。日本を代表するビジネスセンターである丸の内エリアの開発を進める三菱地所が、当該エリアにおいて多様化する保育ニーズに対応するため、オフィス部分を用途変更し、戦略的に誘致した。

企業が事業所内に保育施設を設置する場合、国や地方公共団体の補助を受けるためには、従来は設置する企業が自ら設置・運営主体となる必要があり、費用面及び運営リスク面の問題に加え、設置場所の確保が困難なことが課題とされていた。こうした状況の中、東京都の事業所内保育施設支援事業制度の一部改正により、保育運営事業者が主体となって設置・運営を行い、複数企業が利用契約をする「コンソーシアム型」事業所内保育施設が認められた。『ポピンズナーサリースクール丸の内』は、改正後の適用第1号であり、保育運営事業者が主体となる「コンソーシアム型」託児所で支援事業制度に基づく補助の適用となる初めての事例。

『ポピンズナーサリースクール丸の内』では、ポピンズコーポレーションが施設の設置・運営を行い、複数企業と利用契約を締結する。各企業は利用人数に応じ必要な枠数分を購入(入会金と月額利用料金を負担)することで、自前での設置費の負担や運営リスクなしに従業員に保育施設サービスを提供することができる。なお、三菱商事、日本経済新聞社、読売新聞東京本社3社の利用が既に決定している。

ポピンズコーポレーションは、これまで約60箇所以上の保育所設計で培ったノウハウとISOに基づく徹底した品質管理で、「最高水準の保育施設」の開設と運営を実現している。また、エデュケア<Education(教育) & Care(保育)>の理念の下、高品質で柔軟な保育サービスと保育カリキュラムを提供している。

三菱地所は、これまでも「東京ビル」の東京都認証保育所をはじめ、就業者支援施設を戦略的に誘致してきたが、今後もワーカーが働きやすい環境整備を進める。


※東京都事業所内保育施設支援事業

企業等の次世代育成に対する取組を促進し、仕事と子育ての両立を支援するため、平成19年度より新たに事業所内保育施設における保育サービスの水準の維持向上を図るため実施している東京都事業

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:04| 知識