【流通】携帯電話を利用するスタンプラリーをＡＳＰサービスで提供
--- ＪＴＢパブリッシング 「るるぶ情報版」などの豊富な観光情報と携帯電話の位置情報取得機能を利用 ---
ＪＴＢグループで旅行関連書籍の出版・販売、Ｗｅｂ関連事業を手がけるＪＴＢパブリッシングは、保有する観光情報と携帯電話の位置情報機能を利用した携帯スタンプラリーのＡＳＰサービスの提供を始めた。
携帯スタンプラリーＡＳＰサービスは、携帯電話の位置情報取得機能を利用し、ＪＴＢパブリッシングがこれまで「るるぶ情報版」などで蓄積した豊富な観光情報を組み込んで提供する。第１弾として、それぞれの日光 ときめきの旅キャンペーン実行委員会（日光地区観光協会連合会、東武鉄道、ＪＲ東日本大宮支社等）が主催し、３月３１日（水）よりスタートする、「それぞれの日光 ときめきの旅ｍｏｂｉｌｅ スタンプラリー」へＡＳＰサービスを提供する。
このサービスでは、効率的にラリーポイントを設定できるほか、観光地情報を音声で案内したり、クーポン券を発行するなどの機能を活用できる。従来のスタンプラリーで必要だった台紙やスタンプ、およびスタンプ台の設置、管理人件費等の削減ができるほか、ペーパーレスのため環境に優しいサービスになっている。
また、ラリーポイントに設定した観光スポットの由来や見どころなどを掲載することで、ユーザーにはスタンプラリーだけでなく、簡易な観光ガイドとして活用してもらうことも想定する。あわせて主催者側にとっては、目玉スポットの他に、あまり知られていない観光スポットへユーザーを誘導することができる。今回の日光のキャンペーンでも日光山内や鬼怒川、湯西川など、各エリアの新しい魅力の訴求に向けて活用する。
携帯スタンプラリーは、ＡＳＰサービスで提供するため、簡単な初期設定をすることで、早期に導入ができる。従来実施されているスタンプラリーの乗り換え需要のほか、新規実施分に関しては、サービス提供とあわせて、コンテンツ活用と運営についての助言も行う。主に各地域の観光協会や自治体、イベント実施団体などでの活用を見込む。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者：gotsuat 10:03| 流通
