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2010年04月02日

【物流】国交省「倉庫事業経営指標」

国交省は23日、2008年度における「倉庫事業経営指標」を発表した。規模別に抽出した倉庫事業者306社(普通倉庫142社、冷蔵倉庫115社、その他49社)を対象にした調査結果をまとめたもので、これによると、1998年度以降、普通倉庫事業者の8割以上が黒字経営になっている実態が明らかになった。

普通倉庫の経営状況をみると、142社のうち、黒字決算は121社と全体の85.2%。保管事業の収支状況は、事業収入が9億862万円、営業費用は8億6,571万円で、営業損益は4,291万円の黒字となった。ただ、2008年度の倉庫部門の収支状況(普通倉庫、1社平均)は、収入に対して営業費用の伸びが大きいことから、営業収支率は2年連続の落ち込みとなった。また、経常収益は9億2,517万円、経常費用は8億8,728万円となり、経常損益は3,789万円の黒字となったが、前年度と比べると18.1%減少した。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:02| 行政関連