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2010年03月17日

【物流】通運連盟 鉄道利用運送推進全国大会

全国通運連盟は5日、「第5回鉄道利用運送推進全国大会」を開催し、220人が参加した。

会合では、ヤマト運輸がコンテナ情報を荷主がリアルタイムに把握できる「鉄道webサービス」について説明した他、日本通運がコンテナの臭気対策について発表するなど、モーダルシフト促進に向けた具体的な取組みが紹介された。

冒頭、岡部会長は「昨年2月には鉄道コンテナ輸送量が前年比23%減まで落ち込むなど厳しい経営環境が続いている。地球環境への優しさだけでは鉄道コンテナ輸送をお客さまから選択してもらえない。輸送障害対策や荷物事故防止などの弱点を全力で克服することが必要である」と強調。

JR貨物の小林社長は「1月のコンテナ輸送実績は16ヶ月ぶりに前年実績を超え、景気の上向き感はある。しかし、年間の収入目標からは34億円もショートしている。高速道路料金のトラック上限価格制が導入されると20億円の減収も見込まれ、基盤を固めて背水の陣で取り組んでいく。」と厳しい状況を訴えた。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:02| 行政関連