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2010年03月11日

【物流】国交省 トラ産業将来ビジョン初会合開催

国交省は2日、「トラック産業の将来ビジョン検討会」の初会合を開き、トラック産業の抱える課題や在るべき姿について意見を交わした。委員は行政、トラック業界、経済団体代表など幅広い関係者から構成。6月に将来ビジョンの方向性を中間整理としてまとめ、テーマごとに設置するワーキンググループを中心に検証を行い、来年夏をメドにビジョンを取りまとめる方針。

具体的には環境問題、安全対策、グローバル化の進展、少子高齢化社会の到来、規制緩和後の影響、高速道路通行料金の無料化、港湾との連携といった環境の変化が産業に与え影響について検証する。

トラック産業の在るべき姿として@環境問題・安全対策の推進A荷主・利用者ニーズに対応したトラック事業の高度化・高付加価値化Bアジア市場などへの海外進出C少子高齢化社会を迎える中での労働力の確保D新技術の活用E公平・公正な競争環境のあるべき姿とその確保策 ― など成功事例をもとにテーマを設定している。

初会合では、事務局が現状と課題について報告。意見交換では、出席したすべての委員が問題を提起した。次回会合は来月中旬を予定している。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:42| 行政関連