<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2010年03月08日

【環境】日本郵船と三菱重工 共同開発した「空気潤滑システム」の実証実験を開始

日本郵船株式会社と三菱重工業株式会社は、平成21年度の「船舶からのCO2削減技術開発支援事業」の補助対象である「空気潤滑システム」の実証実験を行うと発表した。実験を行うのは、日本郵船グループの日之出郵船株式会社のモジュール運搬船で平成10年3月31日と11月下旬に竣工予定である。

空気潤滑システムは、海上輸送時のCO2削減を目的として日本郵船と三菱重工業が共同開発したもので、空気を船底に送り込み、泡の力で船舶と海水の摩擦抵抗を低減させるものである。両社では、同システムの導入によるCO2排出量の削減効果を約10%と見込んでいる。

モジュール運搬船・・・石油・ガス開発サイトや工場に設置されるプラントなどを数千トン規模のプレ・ハブ構造物に分割して、海上輸送およびロール・オン/オフ方式で積揚する特殊重量物輸送船

 

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:01| その他の取組内容 【取り組み内容別】