<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2010年02月26日

【流通】サポート切れOSをクラウド環境で運用するサービスを開始

--- サポート切れのOSを365日24時間運用・監視 ---

フルスピードは、ジグソー、オン・デマンド・ワン、フルスピードの連結子会社であるベッコアメ・インターネットと連携して、サポート切れのOSを仮想化してクラウド環境に移行し、IaaS環境で運用するサービスを開始する。

現在、Windows ServerやLinux Serverにおいては、10年以上利用されているケースがあり、アプリケーションを新しいOSのプラットフォームへ移行する必要があるサーバが数多く存在している。同時に、ハードウェアの老朽化から対策をしなければならないものも多い。

しかしながら、昨今の経済情勢の影響で新しいプラットフォームへ乗せ換えるための費用を捻出できず、やむをえずハードウェアを継続使用しているケースが多く見られる。特にWindows 2000 Serverは、2010年7月に延長サポートが打ち切られるということもあり、多くのユーザーが今後対策をする必要がでてきている。

また、現在、インターネット経由でソフト、サービス、インフラを利用するクラウド(クラウドコンピューティング)が、コストや運用の手間を削減できる新たなサービス形態として、脚光をあびており、総務省の調べでも国内市場規模が2015年には2兆円を超え、2009年の5倍に膨らむとの予測をまとめています。

こうした背景のなか、フルスピードは4社提携により、共同で新しいプラットフォームへの移行費用を捻出できない企業向けに、サポート切れのOSを仮想化して、データセンターのクラウド環境に移行し、運用・監視するサービスを提供する。

このサービスを利用することにより、現在利用しているシステムの寿命をさらに伸ばすことが可能となり、ハードウェアについても、データセンターのクラウド環境にて、仮想化の技術を用いて運用するため、ハードウェアの老朽化のためのシステム移行が発生しない。

基本サービスは、OSやデータベースの動作監視、オプションでアプリケーションのメンテナンスを行うことも可能。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:28| 流通