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2010年02月22日

【物流】中部国際空港利用促進に向けて

今月10日に中部国際空港利用促進協議会は、来年度の貨物事業においての支援策の概要を発表した。内容としては、従来実施してきた荷主・フォワーダーを対象とする輸入促進の支援は今後も継続するとした他、来年度に向けて新たに輸出促進の支援策を盛り込み、輸出入貨物をバランスよく増加させる考えを示した。新規事業として以下に挙げる3点に取り組む。

@    荷主企業向け輸出促進プラン
日本から海外に定常的に貨物を輸出する際に、他空港からの輸出貨物を中部空港発便に切り替えた場合や中部空港発便への搭載量が増加した場合などに、前年同時期からの増加分に対してキロ当たり5円を支援するもので、1ルート当たり50万円、1社当たり100万円を限度額とする。

A    荷主企業向け大型・特殊貨物輸出プラン
臨時的な貨物に適用され、Sea&Air輸送を支援するもの。対象は、中部空港までの輸送が海上または特殊車両通行許可が必要となる大型貨物や、四日市港や名古屋港を経由して中部空港から輸出される特殊貨物などが対象となる。支援額は@同様、キロ当たり5円、1社当たり100万円を限度額とする。

B    新たな需要創造及びビジネスモデル構築プラン
中部空港を活用しての新たな航空貨物の需要創造につながる取り組みを支援するもの。民間独自のトラック共同輸送や農作物の輸出入仕組みづくりなど。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:16| 行政関連