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2010年02月02日

【環境】国交省 「高機能コンテナターミナル荷役システム技術開発実験」に着手

国交省と博多港ふ頭株式会社は、来年度から福岡市東区にあるアイランドシティのコンテナターミナルのトランスファークレーンを電動化する「高機能コンテナターミナル荷役システム技術開発実験」に取り組む。

現在ディーゼルエンジンで稼動するトランスファークレーン13基を、8月から随時電動化し、自走以外の荷役作業はすべて電気で行う。また、新たにモーターで自走移動できる世界初となる電動トランスファークレーンも4基導入し、11月までに計17基の電動トランスファークレーンを完備する予定である。

九州地方整備局博多港・空港整備事務所によると、電動クレーンへの切り替えにより年間のCO2排出量(17基分)が675tとなり、切り替え前と比較すると80%の削減が可能となる見込みである。また、クレーン1基あたりの年間エネルギーコストと給油・整備時間についても大幅な削減が期待される。

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投稿者:gotsuat 09:44| その他の取組内容 【取り組み内容別】